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ヴァルナ (ブルガリア) : ミニ英和和英辞書
ヴァルナ (ブルガリア)[ぶる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull

ヴァルナ (ブルガリア) : ウィキペディア日本語版
ヴァルナ (ブルガリア)[ぶる]

ヴァルナ(、ラテン文字表記:''Varna''、発音:)はブルガリア北東部ヴァルナ州に位置する都市で、ブルガリアの黒海沿岸では保養地であり最大の都市でブルガリア国内では首都ソフィアプロヴディフに次いで3番目に大きな都市である。2011年2月現在の人口は市街で334,870人〔National Statistical Institute – Main Towns Census 2011 -in Bulgarian (2011年4月8日時点のアーカイブ)〕、基礎自治体全体では343,704人。ヴァルナはヴァルナ州やヴァルナ基礎自治体の行政的な中心地で、バルカン半島ではイスタンブルアテネブカレスト、ソフィア、ベオグラードテッサロニキザグレブスコピエティラナ、プロブディフに次いで11番目に大きな都市である。ヴァルナはブルガリアの「海の首都」あるいは「夏の首都」とよく言われ、メジャーな観光地でありビジネスや大学、海港、ブルガリア海軍の司令部、商船などの各拠点が置かれている。1949年から1956年までは、ヨシフ・スターリンの名をとってスターリン (, ) という都市名であった。ヴァルナ州や統計的な地域であるドブリチ州シュメン州トゥルゴヴィシテ州を含むブルガリア北東計画地域(NUTS II)の中心都市である。ヴァルナ空港は2011年に1,181,830人の旅客を扱っており、ブルガリアではブルガス空港ソフィア空港に次いで3番目に旅客数が多い空港である。
2008年4月にヴァルナは黒海欧州地域 ''Black Sea Euro-Region''(''Black Sea Euroregion''と同一でない新たな組織)の中心として欧州評議会で指定された。
ヴァルナ・ネクロポリスでは世界最古の黄金の宝物が発見され、これらはコインと武器、宝石などで構成され紀元前4,600年頃に遡る。
== 地理・交通 ==
ヴァルナの市域面積は、基礎自治体の面積は〔Municipality of Varna: Information (Bulgarian). Retrieved on 2007-02-10 (2007年2月22日時点のアーカイブ)〕 を占め北側の高原(海抜356m)から下がって来た緑豊かな台地(モエシアプラットフォームのヴァルナ)と南のアヴレン台地、馬蹄型に沿った黒海のヴァルナ湾、細長いや湾と湖をつなぐ二つの人工的な運河、が占めている。中心部はコナベーションが沿岸に沿って北側に 、南側ににわたり成長し広がっている。南側はほとんどが住宅地や保養地が広がる街並で、湖に沿った西側は交通や産業用の施設がほとんどである。古代以来、都市の周辺はブドウ畑や果樹園、森林に囲まれている。商船施設は湖の内側や運河に再配置され湾内は保養地となりそのほとんどがウォーターフロントの緑地である。
市街地には を超える砂浜と豊富な温泉の源泉(35-55℃)がある。海の影響による穏やかな気候により地中海同様の秋や日が良く照る温暖さであるが、地中海よりはそよ風や規則的な降水により涼しい夏となっている。ヴァルナの降水量はブルガリア平均の三分の二であるが、豊富な地下水により緑豊かな丘陵地は夏の間保たれている。ヴァルナは北や北東の風が湾の入江に沿った丘陵により遮られるが、1月や2月は、風雪により時々ひどく寒くなることがある。黒海の海水は1989年以降、後背地域での化学肥料の使用量減少により奇麗になっている。
ヴァルナから首都ソフィアは北東 470km 、近隣の大きな都市ドブリチの北側に45km、シュメンは西に80km、ブルガスは南西に125kmそれぞれ離れている。ヴァルナへは空路ではヴァルナ空港が海路では にクルージングターミナルがある。鉄道ではからブルガリア各地へ列車が運行されている。ヴァルナを通る幹線道路には欧州自動車道路のE70号線によりブカレスト、E87号線ではイスタンブルコンスタンツァ、高速道路ではA-2により首都ソフィアへ、A-5によりブルガスに達する。多くの長距離バス路線もヴァルナからは運行されており、ブルガリアの主要都市や近隣国とを結んでおり市内には2つのバスターミナルがある。フェリーではウクライナオデッサやロシア、グルジアのポチバトゥミなどと結ばれている。
公共交通機関は広範囲をカバーし、料金も手頃で80を超えるローカルや急行バス、トロリーバス、決まったルートを走るミニバスの路線が設定されている。多くのタクシーも市内では営業している。2007年には多くのダブルデッカーバスが購入された。2008年夏の市長の公約では、市内全てのバスをエアコン付きとし、更にメタンガスを燃料とするとしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァルナ (ブルガリア)」の詳細全文を読む




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